以下は10月29日に更新されましたクラブ公式HPサンフレイムの近況報告です。
28日に島上牧場へ放牧に出て、29日にNFしがらきへ移動しました。「先週の競馬はいい結果を出せず申し訳ありませんでした。ノドは、獣医師が言うには弁の形や動きなどはそう悪いわけではないそうなんです。ただ、乗っていたジョッキーはレース中も気になったと言っていましたし、実際音も聞こえていました。荒れていることが原因なら、その荒れが治まれば楽になって走りに影響がなくなるかもしれませんし、一度放牧に出させていただいてノドのケアを行って行きたいと思います」(大久保龍師)
ということで、前走後10月28日に島上牧場へ放牧に出されました。その後、29日にノーザンファームしがらきへ移動しています。
前走は4か月ぶりの実戦で成長が期待されましたが、さほど成長は見られず、初戦で見られたノドなりも全く改善されずの厳しい状況。走りもテンも中も終いもさっぱりで、大物感は全くなく、あるのは”やってもうた感”だけです。
上記にありますようにノドの音が原因がよく分からないところがまた難しいですよね。これでは手の打ちようがないですし、無駄に日にち薬で時間を費やして様子を見るしかないのでしょうか。困りました。
以下は2月24日に更新されましたクラブ公式HPサンフレイムの近況報告です。
周回コースと坂路でハロン17秒程度のキャンター調整を行っています。「コンディションは引き続き良好なことから、この中間より坂路で15−15の時計も出し始めています。ノドに関しても、こちらで15−15まで行っている分には影響は感じません。ここまでいい流れで調整を進めることができていますし、この調子でさらなる状態アップを図っていければと思います。馬体重は522キロです」(NFしがらき担当者)ノドの状態に関しては、ペースアップをしてきても大きな影響は感じない状況です。ここにきて状態も上向いてきていますし、新規調教師が開業するタイミングで、活躍馬を多数管理する大久保龍志厩舎から環境を変え、出走機会を増やしていきたいと考えております。今のところ、3月上旬の転厩を予定しております。会員の皆様には、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
ということで、昨年10月28日から放牧中のサンフレイムですが、たった2戦で期待の大久保龍志厩舎を離れ、出走機会を求めて3月からの新規開業厩舎に転厩することが発表になりました。
確かに、ノド鳴りはありましたが、特に手も施さず”弱くて金にならない馬特有の放置プレイ”になっていたことは否めず、時間的なことを考えてもこのまま大久保龍志厩舎に置いておいても、あと2戦くらいして或いは次走で引退への引導が渡されるだけかも知れません。
新規開業厩舎なら、まだ手駒が集まっておらず、しっかりと手元において見て貰えますし、出走できる可能性も飛躍的に上がるでしょう。大久保龍志厩舎ということで購入した経緯もあり、残念でないと言えば嘘になりますが、この状況においてはクラブにはいい決断をしていただいたと感謝します。私も新馬戦で3番人気に支持されたように、もう少しやれる馬だと思っておりますし、勝ち上がり率を重視する私としてはなんとしてでも勝ち上がって欲しい。例えそれが交流戦でも地方転厩でもです。
未勝利馬の転厩は異例ですが、クラブは広い視野で馬を見ていただいているようで嬉しいですね。
さて、どこの厩舎に転厩になるのでしょうか。近々発表されると思いますが、”関西”とは明言されておりません。関東に行ってしまうのは寂しいですね。さすがに未勝利馬の応援に関東までは行けませんからねぇ。どの厩舎でもいいですから関西の厩舎でお願いしたいですよねぇ。私と本年度の新規開業厩舎と言えば、グルーヴィタイム(ルミナスグルーヴの13)が正式には発表がありませんが、西村真幸厩舎と言われております。いっそ、そこでもいいですし、前評判の一番高い池添学厩舎なら嬉しいですけどね。いや、新たな厩舎との出会いも楽しみです。
サンフレイムの状態も良さそうですし、早く帰厩して出走して欲しいですね。ただ、トップスピードになったときのノド鳴りが気になります。前走も出走まではノド鳴りは気にならないというコメントでしたが、実際レースでトップスピードになったときに露呈。ノド鳴りとはそういうものですからね。まだトップスピードで走らせていませんし、どのくらい影響が残っているかですね。
3月2日、午前中にJRA−HPの調教師の管理馬一覧に更新があり、西村真幸厩舎のところに愛馬サンフレイムの名前がありました。午後、クラブ公式HPでも正式に西村真幸厩舎への転厩が発表になりました。2歳新馬の愛馬グルーヴィタイムも正式な発表はなかったものの、西村真幸厩舎だとの関係者からの話があり、そうだと思っていましたが、3月2日に正式にクラブ公式HPで預託厩舎覧に掲載ががありました。ということで一気にこの新鋭の厩舎に愛馬が2頭揃うことになりました。
サンフレイムはデビューから2戦、良い走りが出来ずに”馬房の都合”で後回しにされて、3歳2月でまだたったの2戦。このまま3、4戦で引退では所持会員も納得できないだろうということで、出走機会を求めて新規開業厩舎に転厩しました。
もしかすると関東への転厩も考えられたのですが、関西の厩舎だということで安心しております。その他同時に転厩が発表されていたグラーネもバルトロメオもメテオライトもそれぞれ関西の新規開業厩舎へと転厩になりました。
ただ、蓋を開けてみると、西村真幸厩舎は馬房数が14にもかかわらず、3歳以上の管理登録馬だけで27頭!!ここに2歳馬がこれから入ってくるわけですし、とてもじっくりと手元に置いて育てるという感じではなさそうです。元々ノーザンファームで働いていた方だけあって、外厩利用のスパンスパン馬房を回転させるパターンになるのでしょうね。一部の技術ない調教師さんの場合は、外厩のノーザンファームの方が上手く調整してくれる場合がありますが、それはそれで寂しい話です。西村真幸調教師にはご自身の技術で馬を鍛えて欲しいですね。
愛馬2頭、後手後手にならず、上手くいいレースに出走させて欲しいですね。それにしてもこんなに飽和状態でサンフレイムは大丈夫ですかねぇ。
お約束の”権利が獲れなかったために節を空ける為の放牧”のオンパレードぢゃないでしょうね。
うちはいつもこれの被害者ですから(T_T)。
西村真幸厩舎はすでに3月1日に4頭も出走させていますが、その鞍上は新人の三津谷隼人、森一馬、北村友一、岡田祥嗣の4名騎乗。1名を除いて、ほとんど忘れかけていた騎手の名前ばかりです(>_<)。
転厩初日に4頭も出す辺り、ヤ・ハギー的な”出せれば出す”やり方でしょうか。こりゃ、小柄なグルーヴィタイムにはきついぞぉ。
また、手元に来てすぐの馬を把握できていない状態で4頭も出したというところも今の所疑問ですね。
本来はディープインパクトのように終始手元でおいて面倒を見て欲しいものですが・・・。新人さんだけにそうなるのかな?と思いきや、この混雑ぶりにこの使い方、この騎手選択。ちょいと怪しい雰囲気が漂っています。いや、この管理預託数なら、本年度少なくとも10勝はいくでしょう。いや20勝か。勝率??かなり悪そうですが・・・(苦)。
3月3日に更新されましたクラブ公式HPサンフレイムの近況報告によりますと、昨年10月28日から放牧中の愛馬サンフレイムが3月3日に栗東・西村真幸厩舎に入厩したということです。
牧場ですでに15−15を乗られていましたし、ノドの異常がないのなら、正直遅すぎる帰厩です。しかし、新規開業厩舎が立ち上がるのが3月1日ですし、このタイミングが最も早く有り難いことです。
あとは、トップスピードになったときにノドなりさえ出なければ、もう少しはやれても良いと思います。それでもそんなに自信はありませんが・・・(>_<)。サンフレイムは馬格もあることですし、ビシビシ追って完璧に仕上げて欲しいですね。オッ、この厩舎なかなかやるじゃんと秋に言わせてください。
前走前 10月23日 栗東坂路 良馬場 馬なり余力
1回
松山弘平
4F 54.8
3F 40.5
2F 26.1
1F 13.0
ウインカルミナ(2歳未勝利)一杯を0.3秒追走0.2秒先着
3月5日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 54.6
3F 39.6
2F 26.5
1F 13.3
3月8日 栗東坂路 不良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 59.0
3F 42.0
2F 27.5
1F 13.6
3月10日 栗東坂路 重馬場
1回
4F 58.3
3F 42.0
2F 28.0
1F 14.6
3月11日 栗東坂路 重馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 52.1
3F 38.2
2F 25.7
1F 13.2
3月5日、帰厩後1本目の追い切りですが、未勝利馬としてはいい時計ですよね。トップスピードになったときにノドなりさえ出なければもう少し結果が上位になっても不思議はないのですが。ただ、この程度の時計と競馬のトップスピードとでは全然レベルが違いますからねぇ。牧場も陣営も”完治した”と言い切っていませんし、結局自然に任せるだけで特に手を入れてないですから、同じことの繰り返しになる可能性も低くないですよね。
デイリー馬三郎では”キビキビB”と高評価です。
以下は3月5日に更新されましたクラブ公式HPサンフレイムの近況報告です。
「火曜日に入厩しました。転厩のお話をいただいてからNFしがらきに行って何度か馬も見せていただいていましたし、大久保龍志先生にも話を聞いて、ある程度具体的なイメージは持てていました。今朝は坂路でサッと時計を出しましたが、牧場でもしっかりと乗り込んでもらっていたおかげで楽な手応えでなかなかいい走りができていましたよ。ノドに関してはそれほど気になりませんが、調教では舌を縛るなどの工夫も考えていきます。週末の調教次第では、来週から競馬を考えていく予定です」(西村師)14日の中京競馬(3歳未勝利・芝1600m)もしくは15日の中京競馬(3歳未勝利・牝馬限定・芝1400m)を目標にしています。
次走予定が出ましたが、帰厩後10日は出走できないというルールギリギリの帰厩11日目での出走を考えておられるようです。開業初日の3月1日にろくに手元の馬も把握していないのに4頭も出走させたことからも、”出せれば出す”的な厩舎と思いましたが、案の定でしたね。これでいて、これまで出走した馬のレース結果も今までと変わらず、”ただ走らせただけ”という結果ですし、それではサンフレイムは勝ち上がれないと思うのですがね。
取りあえず次走は3月14日 中京4R 3歳未勝利 芝1600mか3月15日 中京6R 3歳未勝利 芝1400m 牝馬限定に出走予定ということです。
やはり馬房の数に対し預託馬が多い辺り、手元でじっくりと育てる感じではなく、外厩を使いただ馬房を回転させるだけの手法でした。悪い方にビンゴしちゃいました。
3月8日、終い3ハロン14−14で追い切られています。順調に追い切りを消化しており、次の水曜日の追い切りの動きが注目されます。
3月10日、14−14で追い切られていますが、終いの時計が14.6秒といただけません。
3月11日、2014年10月に計時した自己ベスト・栗東坂路4F52.9−12.8を大幅に更新する4F52.1−13.2の時計を計時しました。終いも12秒台なら文句なしですが、全体の時計は脚力がないと出せない時計ですし本番でトップスピードで走った時にノド鳴りが出なければ未勝利クラスでは能力上位と思うんですけどねぇ。
私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。時計は秀逸ですが、急仕上げ感は否めません。来週の出走なら「A」ランクの評価が出来たと思います。今回使われて次走はかなり良い状態になるのではないでしょうか。
以下は3月11日に更新されましたクラブ公式HPサンフレイムの近況報告です。
「先週の追い切り後も、週末には坂路で15−15程度のところをしっかりと乗ってずいぶん動けるようになってきました。今朝は坂路でビシッと一杯に追い切ったのですが、ラスト1ハロンは少し時計がかかったものの、馬場が重かったことを考えれば4ハロン52秒1というのは優秀です。ノドも今のところはそう気になりませんし、これなら十分今週の競馬からいい仕上がりで使って行けそうです。当初は中京の牝馬限定戦を中心に考えていたのですが、想定表を見ると開幕週とあってかなりの頭数が出走を表明しており、メンバーも濃いようです。ギリギリまで他陣営の動向を見ながらになりますが、阪神の芝1400mへ向かうことも頭に入れて鞍上の調整をしていこうと思います」(西村師)14日の中京競馬(3歳未勝利・芝1600m)、15日の中京競馬(3歳未勝利・牝馬限定・芝1400m)、同日の阪神競馬(3歳未勝利・芝1400m)のいずれかに出走を予定しています。
西村真幸先生としても”万全の状態”とまでは言える状態ではなさそうですね。そりゃそうですね。本来はせっかく間隔が空いていて出たいレースに出られますし、万全の仕上げで勝ち負けまで持って来て欲しいものですが。
馬名 | 予定騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
優 | アドマイヤナイト | 浜中俊 | 2/22 新馬 | 小倉芝1800 | 4 | 2 | |||||
ウインカルミナ | 松岡正海 | 11/23 未勝利 | 京都芝1600 | 10 | 6 | 3 | 11 | ||||
ウイングタイガー | 2/28 未勝利 | 小倉芝1200 | 9 | 13 | 8 | 14 | 6 | ||||
ウインフォーエバー | 丹内祐次 | 1/17 未勝利 | 中山ダ1800 | 9 | 8 | 9 | 10 | 7 | 3 | ||
ウインレナータ | 丹内祐次 | 11/22 未勝利 | 東京芝1600 | 9 | 11 | 9 | 2 | ||||
ヴィーヴル | バルジュー | 11/22 新馬 | 京都芝1600 | 6 | 1 | ||||||
エレガンスレディ | |||||||||||
オースミアース | 藤岡康太 | ||||||||||
キタサンサイモン | |||||||||||
グレイスフルアート | 吉田隼人 | ||||||||||
グレースドゥモナコ | 森一馬 | ||||||||||
ゴールデンボーダー | 池添謙一 | ||||||||||
以下省略 |
表中 騎手の太字は乗り替わり予定
フルゲート18頭のところに現在43頭出馬想定されています。信頼できるクラブ公式HPではこのレースは”除外の可能性有B”で微妙。しかし、土曜日の中京戦や日曜日の阪神戦の牡馬との一般戦なら”出走可能A”の判定。おそらく確実な阪神戦になるのではないでしょうか。
・・・ということで、作りかけていた出馬想定表ですが、中途半端で止めちゃいます(^^;)。
馬名 | 騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
サンフレイム | 四位洋文 | 10/26 未勝利 | 京都芝1400 | 13 | 8 | 9 | B+ | ||||
ウインドレイン | 松山弘平 | 初出走 | |||||||||
フォースター | 藤田伸二 | 12/13 未勝利 | 阪神ダ1400 | 14 | 13 | 14 | 13 | 10 | 4 | ||
フミノインパルス | 福永祐一 | 7/27 中京OP | 中京芝1600 | 5 | 8 | 7 | 4 | 6 | |||
デストリアー | 鮫島良太 | 12/07 新馬 | 中京芝1400 | 6 | 9 | ||||||
パンプキンパイ | 西村太一 | 12/14 未勝利 | 阪神芝1400 | 9 | 14 | 8 | 5 | 12 | 10 | ||
チトセチヨ | 菱田裕二 | 12/06 未勝利 | 阪神ダ1200 | 9 | 9 | 6 | |||||
トウカイララバイ | 岡田祥嗣 | 初出走 | |||||||||
ナゴミ | 12/13 未勝利 | 阪神ダ1800 | 13 | 11 | 13 | 13 | |||||
ドラゴンラヴ | 川田将雅 | 11/09 新馬 | 京都芝1600 | 15 | 11 | ||||||
デルマチハヤ | 太宰啓介 | 12/06 未勝利 | 阪神ダ1200 | 12 | 10 | 13 | |||||
バトルボンネビル | 国分優作 | 1/17 未勝利 | 京都ダ1800 | 10 | 9 | 11 | 7 | 7 | 10 | ||
ダンツレガリア | 武豊 | 初出走 | |||||||||
シャンデリアハウス | アンドレシュ・シュタルケ | 2/21 未勝利 | 小倉芝2000 | 4 | 1 | 2 | 2 | ||||
サウンドドゥイット | 北村友一 | 1/18 未勝利 | 中京芝1800 | 10 | 6 | 4 | 4 | ||||
マイアベーア | ミルコ・デムーロ | 1/25 未勝利 | 京都芝1600 | 2 | 1 | 2 | 3 |
表中 騎手の太字は乗り替わり
結局、確実に出られる阪神で確定しました。鞍上はこれまでの西村真幸厩舎の預託騎手からは全然期待していませんでしたが、なんとなんと我がランクでも最高評価の「S」ランクの四位洋文騎手を確保してくれました。これは俄然期待が高まりますねぇ。
スタート地点は向正面左、2コーナー出口付近のポケット。改装前の芝1400mが、この内回りにあたる。4コーナーまでの距離は芝1200mをそのまま延長した443m。最初のコーナーまで十分に距離はあるが、スタート直後は各馬押して出て行くため、先行争いは激しくなる。それでも行く覚悟と、それを可能にする先行力が必要。ゴール前の急坂でラスト1ハロンの時計がグッとかかるコース形態だが、先行しての雪崩れ込みが利きやすく、直線一気はなかなか難しい。メンバー中最速の上がりをマークして突き抜けるコースではない。
枠順は内側の馬場が荒れていない限り、断然内枠が有利。内回りはコーナーがキツイので、多頭数で外枠を引くと、かなり外に回らされることになり、距離ロスが大きい。芝1200mと同様にサンデーサイレンスの系統はもちろん、ロベルト系の種牡馬の仔もこのコースに向いている。
有利な枠順 内〜中枠 有利な脚質 逃げ〜先行 ポイント 枠順、先行力 種牡馬ベスト サンデーサイレンスが断トツ、サクラバクシンオー 連対騎手ベスト 武豊、藤田伸二、福永祐一、四位洋文、安藤勝己 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分23秒5 1分24秒4 1分23秒6 2歳未勝利 1分23秒0 1分23秒7 2歳500万 1分22秒4 1分22秒7 2歳オープン 1分22秒3 1分21秒1 3歳新馬 1分23秒3 1分25秒4 3歳未勝利 1分22秒6 1分23秒5 1分24秒2 3歳500万 1分22秒2 1分22秒4 1分23秒3 古馬500万 1分21秒9 1分22秒8 古馬1000万 1分21秒7 1分23秒1 1分22秒7 1分22秒5 古馬1600万 1分21秒2 1分22秒0 古馬オープン 1分21秒6 1分22秒8 1分24秒5 1分22秒5
今回のサンフレイムの鞍上は四位洋文騎手です。上記に書きましたように、西村真幸厩舎の使う騎手と言えば、三津谷隼人、森一馬、北村友一、岡田祥嗣、松若風馬、国分優作、佐藤友則 各騎手など、私が思う地味な騎手が多く、今回も急遽のレース変更ですし、その辺りの騎手の名前が出てくるものだと思っていました。
しかし、確定表のサンフレイムの鞍上を見るとななんと四位洋文騎手!!我がランキングでも最高評価の「S」ランクの間違いない騎手です。彼ならサンフレイムに競馬も教えてくれるでしょうから万歳ですね。
私と四位洋文騎手と言えば2年前のバウンスシャッセまで遡ります。当時バウンスシャッセの新馬戦を超スローを見抜き、道中でポジションを上げて、早めに抜け出すという完璧な競馬で勝ち挙げてくださりました。続く札幌2歳S GVでは5番人気ながらも勝ち馬から9.5秒差のシンガリ負けでした。これはぐちゃぐちゃだったタフ過ぎる馬場で馬がさっぱり走らなかったものであり、鞍上の四位洋文騎手は勝ち負けがなくなったと早めに判断し、途中からは追うのを止め、馬の負担を随分と軽減してくださりました。この勝敗が決した時点で追うのを止めるという行為は賛否両論ですが、バウンスシャッセの札幌2歳に関してはめちゃめちゃ感謝しています。
騎乗技術は超一流、追う力もありますし、期待の高い騎手ですね。そして乗り方の綺麗な騎手としても有名ですね。馬に競馬を教える技術も素晴らしく、サンフレイムにもしっかりと教育して欲しいですね。いやはや楽しみです。
2015年3月22日終了現在、中央通算1472勝、勝率11.9パーセント、連対率22.1パーセント、重賞70勝、GTは14勝(2007年 東京優駿・ウオッカ、2008年 東京優駿・ディープスカイなど)と超一流の数字。昨今は騎乗セーブをしているので勝ち数などは伸びないが、勝率は常に10パーセント以上と一流の数字。
昨年(2014年)は中央40勝、勝率10.7パーセント、連対率18.7パーセント。今年(2015)はここまで8勝、勝率10.3パーセント、連対率21.8パーセントと通年並みの好水準を維持されています。
四位 洋文(しい ひろふみ)は1972年11月30日生まれの42歳。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンター所属する25年目の騎手である。騎手免許は平地競走のみ。叔父に、元騎手の四位満教(しい みちのり)がいる。妻は元エンドレスギャルズ(9期)の鈴木美帆子。
小学校3年よりポニーでの乗馬を経験しており、競馬学校入学以前すでに乗馬では全国区の活躍をし、乗馬雑誌「乗馬ライフ」でも取り上げられたことがある。
中学校卒業後に競馬学校に入学(7期生)、同期には藤田伸二・安田康彦・橋本広喜らがいる。競馬学校では教官から馬乗りを評価され7期生の中では一番の注目株であり、成績も優秀であった。
1991年に古川平厩舎からデビュー。同期の藤田が1年目から重賞を勝利するなどの華々しい活躍をしていたのとは対照的に、デビューから3年間はあまり目立った成績は挙がらなかった。ただし、デビュー当時の注目度や評判は四位の方が上であった。
4年目の1994年にゴールデンジャックで桜花賞トライアルの4歳牝馬特別を制して重賞初勝利。本番の桜花賞では13着に敗れたものの、続く4歳牝馬特別に勝利し、優駿牝馬(オークス)では2着に入るなどの活躍を見せた。この頃から成績も伸びてきて、関西リーディングの上位に名を連ねるようになる。この年は56勝。
1996年にはイシノサンデーで皐月賞を制し、GT初勝利。同年に古馬にも開放された牝馬限定GTエリザベス女王杯ではダンスパートナーに騎乗してこれを制した。この年フリーに転身。
2001年には騎手を引退した的場均の後を受けアグネスデジタルに騎乗、マイルチャンピオンシップ南部杯、天皇賞(秋)、香港カップを制した。特に天皇賞(秋)はテイエムオペラオーを破る快挙だった。この年は、98勝を挙げ関西リーディングに輝いている(常に1位だった武豊騎手はフランスで長く騎乗)。また、アグネスデジタルでは2002年にフェブラリーステークスを、2003年には安田記念を勝利した。
2006年2月18日の東京競馬第10競走の勝利で、JRA通算1000勝を達成した。
2007年5月27日、第74回東京優駿(日本ダービー)をウオッカで勝利し、日本ダービー初制覇。これは、クリフジ以来64年振り3頭目となる牝馬による日本ダービー勝利という快挙であった。また同年10月21日、第68回菊花賞をアサクサキングスで勝利し、三冠競走の全てに勝利した(史上17人目)。また同一年の日本ダービー・菊花賞を異なる馬で制覇したのも国営競馬・中央競馬を通じ、現行の3歳クラシック路線が整備されて以降、史上初となるものであった。ただしその後、四位はウオッカから降ろされている。
2008年5月11日の第13回NHKマイルカップおよび同年6月1日の第75回東京優駿をディープスカイで制覇した。特に東京優駿は前年のウオッカに続く2年連続制覇(武豊に次ぐ史上2人目)であり、かつ牡馬と牝馬の双方での制覇は国営競馬・中央競馬を通じて史上初となるものであった。
「例年、リーディングは20位前後。これは騎乗数を少し抑えているためで、実力はもっと上だ。騎乗馬をしっかりと御すことができ、巧みに狙ったポジションにつけて的確な誘導を見せる。デビュー2年目にGTを獲り、GTの勝利数は14。ウオッカとディープスカイでダービーを連覇しており、大舞台での強さは特筆ものである。ちなみに2011年の34勝のうち12勝が特別勝ち。騎乗馬を絞っていることが重なって、”仕事人”のようなイメージになっている。コース別で目立った偏りはなく、距離別では長めの距離で結果が出やすい傾向にある。特にコネクションの強い厩舎は角居勝彦と昆貢。あとはエージェントが絡んで多くの厩舎で騎乗している。勝負気配と感じたら、迷わず”買い”で良い。人物的には、親分肌で若手からの信頼が厚い。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手・2011年上半期)
ほっさん愛馬での成績(3戦1勝)
2009年 5月 2日 クリンゲルベルガー 3歳500万下 京都ダ1200m 13着/9番人気
2013年 8月 4日 バウンスシャッセ 2歳新馬 函館芝1800m 1着/1番人気
2013年 8月31日 バウンスシャッセ 札幌2歳S GV 函館芝1800m 14着/5番人気
2012年5月27日 京都8R パントクラレールに騎乗する四位洋文騎手。(3番人気2着)
競馬ブック
見解
「マイアベーアは惜しい競馬が続いているが、スッといい位置につけられて取り口が安定。ひと息入ったが、乗り込まれて力を出せる仕上がり。シャンデリアハウスは行きっぷりから距離短縮は歓迎。ドラゴンラヴが不気味。」
短評は「小波乱」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU サンフレイム フォースター ▲ フミノインパルス △ △ △△ パンプキンパイ △ △ トウカイララバイ △ ナゴミ 穴 ドラゴンラヴ ▲ デルマチハヤ △ バトルボンネビル △ 穴 ダンツレガリア △△ △ シャンデリアハウス ○ △△ ○ ○ サウンドドゥイット ▲ ○ △△ ▲ マイアベーア ◎ ◎ ◎ ◎
あとは無印
予想オッズ
以下31倍以上省略
馬名 予想オッズ マイアベーア 2.6 シャンデリアハウス 4.6 サウンドドゥイット 5.7 ドラゴンラヴ 11.8 ダンツレガリア 13.0 フミノインパルス 13.0 パンプキンパイ 13.7 デストリアー 21.6 フォースター 24.6 デルマチハヤ 27.4 サンフレイム 28.1 バトルボンネビル 29.4 ウインドレイン 30.2
スピード指数
馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価 サンフレイム 50 50 43 マイアベーア 73 59 73 73 シャンデリアハウス 70 68 67 70 サウンドドゥイット 64 63 64 63 ドウゴンラヴ 50 50
デイリー馬三郎
本紙の見解
「初出走が3頭で、3カ月以上の休養馬が9頭。この相手関係なら中6週でケイコの動きは本物ではなくとも◎マイアベーアが連軸になる。主導権が握れて、阪神も問題のないタイプ。勝機到来だ。阪神は微妙でも力上位の○が次位。〈吉田〉」
◎ マイアベーア
○ シャンデリアハウス
▲ ドラゴンラヴ
× フミノインパルス
☆ サウンドドゥイット
以下省略
サンフレイムは無印
サンフレイムは全13記者中 ×(4番手評価) 2記者、☆(5番手評価) 2記者、△(6番手以下評価) 1記者、無印 8記者
サンフレイム(13着)
「もう少しいい位置で進めたかったのですが、スタートでやや出負けして後ろからになってしまいました。ペースが遅かったので、早めに動いて勢いをつけて行ったのですが、最後は苦しくなってしまいました。ノドの音はずっと聞こえていたので、その影響もあったのかもしれません」(松山弘平騎手めキャロットクラブ公式HP)
「ノドの具合だけ心配だったのですが、やはり調教と実戦とでは負荷が違うようで、思ったよりも影響があったようです。ゴール後、引き揚げてくる時も音が聞こえていましたから。使って良くなる部分はあると思いますが、トレセンで改めて内視鏡を見てみて、今後の方針を検討していきたいと思います」(大久保龍志調教師・キャロットクラブ公式HP)
サンフレイム
「ノドに不安があるが、調教の感じから通用しそう。成長も感じるので楽しみ。」(西村真幸調教師・デイリー馬三郎)
「牧場で乗り込んでいたし、体も成長している。ノドがどうかだけど、致命的に悪いわけではない。いい馬だよ。緒戦から。」(西村真幸調教師・競馬ブック)
サンフレイムは追い切りでは脚力を見せますし、今回は四位洋文騎手ということで、俄然今までよりも期待の大きな騎手ですし、相手も案外恵まれましたので、浮上のきっかけを見せて欲しいですね。掲示板入りなら万々歳なんですけどねぇ。
レース後、四位兄ちゃんにノドから音が・・・、と言われたらアウトです。
サンフレイムの馬体重は前走プラス10キロの488キロ。少し太目感があり、緩い気がしました。ただ、気配は良くリフレッシュ効果はあるように見えました。大型馬ですし、帰厩後の本数も足りないですし、1度使われてから期待ですね。
最内枠のサンフレイムでしたから、スタートで後手を踏むときついなと思っていましたが、多少煽るようなスタートですが、鞍上の四位洋文騎手が押っつけるとグングンと加速し、アッという間にハナに立ちます。この先行力、スピードは素晴らしいですね。今回はこれが見られただけでも進展があったと思います。
そのままラチ沿いを距離ロスなく進み、後ろに突かれることもなく楽に逃げます。このまま四位洋文騎手の剛腕で少しでも残してくれッ!!とラジオ中継を聴きながら祈ってました。
4コーナーでもまだ手応えは良く、これは掲示板くらいはあるか?と期待しますが、直線に向いて追い出されてからは抵抗することなく一気に馬群に呑み込まれます。それでも四位洋文騎手は最後まで必至で追ってバテた馬を少しでも持たせてくれて8着と出走奨励金のギリギリ貰えるところで踏みとどまらせてくれました。
この最後までしっかりと追ったことが次走に生きると思いますし、ノドなりも以前ほどは影響もなかったと思いますので、少し安心しました。次走でどこまでやれるかですね。
今回のサンフレイムの走破時計は1分24秒6良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分23秒0、勝ち馬の時計は2分23秒1でした。
8着でしたが、勝ち負けには程遠い時計です。しかし、長期休養明けですし、1度使われたことで次走は粘りが増すと思います。今回は良い先行力が見られましたしスピードがありそうで安心しました。
サンフレイム(8着)
「脚を溜める競馬も頭にはありましたが、スタート後の行きっぷりがとても良かったですし、好枠を活かすためにも前に行かせました。ちょっとノドに気になるところはあったものの、返し馬の時点で叩いて良くなりそうだなと思わされる雰囲気でもあったので、久々のレースということが多分に影響した感じです。終いは脚が上がりましたが、道中のフットワークにはとてもいいものがありましたし、ここを使ったことで順当に上向いてきてくれればと思います」(四位洋文騎手・キャロットクラブ公式HP)
「できれば道中は溜めて進めて欲しかったのですが、最内枠で好スタートでしたから、前に行く形になったのは仕方ありません。気分良く行きすぎたこともあって早々に苦しくなってしまいましたが、今日は久々ということもありますし、使って息の持ちも違ってくると思います。今日は中京競馬場に臨場していたので、まずはノドも含めトレセンで馬体をよくチェックして今後のプランを考えていきます」(西村真幸調教師・キャロットクラブ公式HP)
出走奨励金が1着賞金500万円の4パーセントで20万円。特別出走手当が39.9万円。合計59.9万円。1口で割りますと1250円程度になると思われます。
とにかく、ギリギリでも出走奨励金の貰える8着に浮上してくれたことは嬉しいですね。
ここまでの2戦があまりにも酷い内容でしたから、少しでも前進をと思って祈っておりましたが、期待通り少し前進したと思います。まずはハナに立てるスピードを見せてくれたこと。このスピードは競馬において重要ですし大きな武器です。
そして思ったよりも早く垂れずに我慢できたこと。今回は長期休養明けで、事前に私が追い切りのところで書きましたように明らかに追い切り本数不足でしたから、最後まで息が持たないことは仕方のないことです。馬格のある馬ですし、パドックで見ても馬体が緩かったですから叩いて次の上積みは大きいでしょう。次は息が持てば更にやれると思います。
鞍上の四位洋文騎手も返し馬で今回はダメだ、1度使われて次は変わってくるという印象だったようで、そんな中で8着と全16頭の半分以上の着に入れたことは大きいと思います。
ただ、西村真幸先生はすぐに使いたがる方で、芝の短距離なら走れると思うサンフレイムを一番いい状態の時に出走できるダートで使ってしまうようです。そりゃ、ダートが合っていて勝てるかも知れませんが、せっかく芝でメドが立ってきていい状態なのに残念です。最終的にサンフレイムが勝てずに引退したら、ここの決断でしょうね。
サンフレイムは8着ながらも休養明けで素晴らしい先行力を見せてくれましたし、今までよりは少し前進したと思える内容で少し安心しました。1度使われて次に掲示板にでも載るようなら、忘れかけていた”勝ち上がり”という言葉が復活するかも知れません。
私はサンフレイム世代は5頭の愛馬を所持していますが、アモーレエテルノは元々牧場で”大物感”を言われていた馬ですし、前走の内容からは脚元が完治すれば勝ち上がれる馬だと思っています。骨折で1年間の休養中のベルディーヴァも復活すればアッサリ勝てる馬だと思っています。それほど故障前の追い切りの動きは秀逸でした。
あとはクラージュシチーとグリューヴァインはすでに勝ち上がっていますから、このサンフレイムだけが厳しいなと思っていたところです。それが少しでも良化の兆しが見えたことで満足しています。
勝ち上がり率にこだわる私です。サンフレイムになんとか勝ち上がって欲しいです。次が勝負だと思っています。ダートというのは遺憾ですが、次が勝ち上がれるかどうかの道筋となる大きな一戦だと思います。空いてたから1800mなんて距離の合わないところにねじ込んだら黙ってないからね。今回でスピード能力は確認できたわけですし1200mか1400mにしてくださいよ。適鞍が空いてないんだったら無理に出走する必要はないですよ。心配なのは馬ではなく先生だなぁ〜。
頑張れサンフレイム!!
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